こんにちは、元小学校の先生のまこちです。
そろそろ一学期が始まって一か月が経ちますね☺
「静かにしなさーーーーい!!!!」
なんて叫びたくなっている頃だと思います。(笑)
こればっかりは指導力が悪いのではなく、子どもたちは環境に慣れてくるにつれて騒がしくしてしまうものです。
私たちだって友だちと会ったらついつい静かにしなきゃけないところでも話したくなってしますよね。
話を聞いてもらおうと子どもたちに対抗するように大きな声で話すことは、先生の喉がやられてしまうし、中には大きな音が苦手な子もいます。
今回は、大声を出さなくても子どもたちが集中して話を聴くようになるコツ5つを紹介していきます。
・初任者の方
・先生をしていて声が枯れてしまいやすい方
・教師を目指している方
・教員テクニックの知識を増やしたい方
※あくまでも自己流です。
学級の実態に合わせた指導をしてくださいね(*^^*)
定番「待つ」
焦らず、待つ。
ただひたすらに(笑)
「君たちが静かになるまでに~〇分かかりました~~~~!!!!。」なんて、聞いたことがありますよね。(笑)
そんなこと言わなくていいです。
「なんで、先生が話さなかったか分かる?」
小さい子でも分かります。
「先生が話せないくらいうるさかったから。」って。
そして待っているときに、静かに待てた子を探しておいてください。
その子を取り上げて褒めてあげるグッドです。
その子も報われるし、周りの子も真似をするようになります。
「先生も学級の一員やから、みんなと一緒に気持ちよく過ごせる教室にしていきたいです。
次からは先生が話すやろな~って思ったら、みんなで協力して話を聞けるようにしていこうね。」
子どもたちって本気で気づいていないとき結構あります。
そのため、いきなり怒るのは子どもたちの気づきを奪ってしまいます。
まずは、自分たちで気づかせる工夫をしてみましょう。
あえて小さい声で話す
喉が震えないくらいのちいさ~~~い声で子どもたちに話しかけます。
「今先生が言ったこと、聞こえた人?」
数名が手を挙げて「〇〇!」と聞こえたことを教えてくれます。
「すごいねぇ、じゃあ、もっと小さな声で話すけどみんなに聞こえるかな~?」と尋ねます。
すると、よりたくさんの子が集中して聞きます。
(先生としてもゲーム感覚になって楽しい(笑))
「みんなすごいね。こんな小さい声でも聞こえるんだね。
じゃあ、先生大きな声出さなくても大丈夫だね!」
と言うことで、穏やか~に授業をすることができます。
でも、これは聴力検査が終わってから実践した方がいいかなと思います。
耳が聞こえにくい子がいたらこれは通用しない技なので注意して行ってください。
もはや話さず指導
口パク
「先生の口の動きを見て、なんて言ってるか当ててね。」とチャレンジ!
「わかっても黙っててね。」「わかった?せーのっ」
で答えさせるとみんなのりのりです。
バチっと当ててきます。(笑)
「先生みんなに大きい声で話す必要もなければ、声を出す必要さえないのか!!」と褒めると信頼感がなんだか増すような気がします♪
子どもたちにも一体感が生まれます(*^^*)
ジェスチャー
「先生の動きを見て、何を伝えたいのか当ててね。」
これでも十分に伝わる指導です。
声を出す以外にもいろんな方法があるので試してみてください♪
体感させる
これは、隣のクラスがざわついているときに使えるちょっと申し訳ない技です。(笑)
「みんな今どんな音が聞こえてくる?」
「どんな気持ち?」
「うるさい」「気になってしまう」などと子どもたちなりの言葉で言ってくれます。
「もし、みんなが騒がしくしてたら隣のクラスの子は今みんなが言ったようなことを感じるんやで。お互いに気をつけていこうね。」
お楽しみ会とかをしているときはしょうがないもの。
だから責めるわけではなく、お互いさまだよ。というスタンスでいることが大事。
一旦脱線
5分脱線
子どもたちだってそりゃ一日中授業うけて、全力で休み時間遊んでるんだからそりゃ一日集中力はもたなくて当たり前!!!
だから、一旦脱線してリフレッシュすることも大事かなと思います。
「今日も6時間やな。ちょっと5分間お昼寝タイム!」とか。
「経ち歩かなければ友だちとお話しても本読んでも寝てもおっけい!」とか。
たま~~に。ですけど(笑)
その間に先生もぼーっとしてください(*^^*)
ちょっと手遊び
「チョークが浮いてる間だけ拍手してね」ゲーム
「先生が指で出した数だけ拍手してね」ゲーム
「どっちの手にもってるでしょう」ゲーム とか。
少しだけ先生主体で遊ぶ時間をとってから授業を始めると、切り替えができることもあります☺
まとめ
いかがでしたでしょうか。
子どもが騒がしくするのは当たり前です。
大きな声を出すだけでは子どもだちの集中をひくことはできません。
声の緩急をつけることや話さずに指導するなどと視覚や聴覚などを最大限に使って「聞きたい!」「わかりたい!」と思わせることが大事です。
大きな声を出すだけではなく、様々なスキルを身に着けて子どもも先生もストレスフリーで指導ができるといいですね♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございまいた。
この記事があなたのお役に立てて入れば幸いです。
ではまた(*^^*)