おすすめの本

【おすすめの本】嫌われる勇気

 

こんにちは。元小学校教諭のまこちです。

休養をして、職場から離れるだけでは自分自身は変わらない。
自分が適応障害になった原因は自分自身の思考にも問題があるはず…。と考え、
休職をしている間にちょっとでも自分自身を変えるヒントはないか
たくさんの本を読みました。

推理やミステリー小説を読むのが好きだと思っていましたが、
どうやら自己啓発本も好きだったようです。(約30年目の真実)

私は、適応障害で自分と向き合い、

1、自分が嫌い(自分に自信がない)
2、他人からの評価で動いていたこと
3、白黒思考の完璧主義
4、固定観念が凝り固まっていること
5、誰も敵にしたくない、誰にも嫌われたくない
6、すぐ自分と誰かを比べてしまう

など、さまざまな気づきがありました。
その考えを改めたい…。と思っているときに、
恩師に勧めてもらった本が
アドラー心理学について分かりやすく書かれいる

「嫌われる勇気」という本。

前から気になってはいたのですが、
「え、別に嫌われたくないし、そんなんに勇気使う必要ない。」的な
感じでスルーしていました。

その本によると、
「自分の思考を変えるためには、
自分が生きてきた年数の半分はかかる。」

げ…。私、約15年かかるやん(笑)
でも大丈夫!人はその日、その瞬間から幸せになることができるのです。
このブログを読んでいる方、自分のことを好きですか?
私の経験や考えながら、目からうろこが飛び出たところを自分なりの考えで紹介します。
レッツゴー!!

 

あなたの不幸は、あなた自身が「選んだ」もの

「適応障害になんてなりたくなかったわ!!」というのが本音ですが、
この言葉によると、
「適応障害になったのも、私が選んだこと…?」

私の今までの考え方は、「原因論」でした。
ex)仕事がしんどすぎて、適応障害になった。

でも、アドラー心理の「目的論」によると、
ex)適応障害になるために、仕事をしんどく感じるようにしていた。

う・・・。
認めたくない(笑)

でも、今は、

適応障害になったことで、自分自身と向き合うことができた。
と前向きに適ちゃん(適応障害)を捉えることができています。

「お前の顔を気にしているのはお前だけ」

「まこち先生が休職で、○○先生めちゃ大変そうやったで~。
はよ戻ってきいや~」

私に言う!?と思いましたが(笑)

この言葉が心に引っ掛かり、嫌な気持ちを引きずりました。

そして、学校に面談に行く度に、
「休職している私のことをみんなどう思っているんやろ…。」と
しょんぼーーーーーり病みまくりました。

でもね、

私のことを24時間監視している人なんていないし、
とんだ自意識過剰なのです。

まさに、「お前の顔を気にしているのは、お前だけ」なのです。

「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない

退職するときに、いろんな先生から引き留めていただきました。
だから、すごく迷いました。

でも、誰かの期待に沿って生きることは、
他人の人生を歩むことになってしまうのです。

他人の意見を聞いて、後押ししてもらうことは
問題ないとは思うのですが、私は相手が喜ぶことを優先してきたことが多く、
いつのまにか、「他人の人生」を歩んでいました。

自分の心を向き合い、「自分がどうしたいか」で決断することで、
「退職をする。」という自分の人生を歩みだしたように思います。

「課題の分離」

これは、他人の課題に介入しすぎることです。
私は、児童の諸問題を自分の課題にしてしまって、
必要以上に疲れてしまっていました。

また、辛そうにしている人がいると、
感情移入してしまって、自分のことをないがしろにしてきました。

相手の行動までは、支配できないという前提に気づかず、
自分が助けようと働きかけているのに、うまくいかない。(エゴですね)

他人の課題と自分の課題に明確な
線引きをすることができませんでした。

手を差し伸べはするけれど、あとは相手に任せるというスタンスを
大切にしていればもう少し楽に生きられたかもな~と思います。

 

以上、「嫌われる勇気」から私なりに学んだことです。
(ほんとはまだまだあるんですが(笑))

でも、「他人の目を気にするなどの自分の色眼鏡(固定観念)」は
これから生きていく上で、必要なものであるとも思っています。
ただ、その色眼鏡ばかりつけず、時と場合に応じた色眼鏡をかけたり、外したりを繰り返して、
もっと自分を好きになっていきたいと思います。

自分を否定することなく。
ありのままを受け入れてあげたい♪

 

 

また勉強になった本また紹介します。
今回はこの辺で!

 

 

 

 

 

 

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