適応障害

【適応障害】になって勉強したこと①

 

こんにちは、元小学校教師のまこちです。
適応障害になってからは、今までの人生にない挫折感を味わい
もう生きていくのがしんどくもなりました。
逆に適応障害になったからこそ、気づけたこともたくさんあります。
今回は適応障害になって勉強したことを紹介します。

 

辞めてもいい、逃げてもいいということに気づいた

私は今まで定年退職するまでいくら嫌でも
教師を続けていかなければならないと思っていました。
社会人だから、嫌なことがあって当たり前。
我慢して耐えてを繰り返してきました。
辞めることは逃げ。負け。と自分でルールを作っていました。

でも、家族から
「病気になるくらいしんどいんやったら辞めてもいい、あなたが健康にすごせないんやったら悲しい。」と言ってもらい、

改心することができました。

今まで、部活にしても勉強にしても続けることに意味があると思って取り組んでいきました。
続けるって本当に素晴らしいことだと思います。
でも違う見方をすると、他の世界を知ることができないとも思います。
教師を辞めて、「もったいない」と言われました。
死ぬくらいつらいことを辞めることが本当にもったいないの?と私は思います。

学校や社会では、「頑張ることは素晴らしいこと」という教えをくださいました。
でも、誰も「逃げてもいい、辞めてもいい」ってことは教えてくださらないんですよね。
私も教員として、すぐ諦めたりすることはいけないことと教えていたように思います。
でも本当に好きなことなら、諦めないし、逃げないんです。
根性なしなのではなくて、好きなことに出会っていないだけなんだと思います。
もし、また子どもと関わることができる機会があれば、
「本当につらいなら、逃げてもいい。」ということを教えてあげたいです。

自分を大切にすることができるようになってきた

今までは、他人の目を気にして生きてきました。
人は一日のうちにたくさんの決断をしています。
その決断をするときに、何年もの間
「他人に評価されるためにどうすればいいか。」が判断基準でした。
でも、今は「大切な自分のためにするべきことか?」という新たな判断基準が芽生え始めました。
以前に比べると、自分の体調に合わせて無理なく行動することができていると思います。
自分の心に従って動くことって、めっちゃ自己中やん…。と思っていましたが、
そうではない。と思っています。
自分のために行動→いきいき行動できる→その姿を見て周りの人が明るくなる。
自分のために行動することが、他人のためになっていると思っています。

 

大切な人を見極める力

今までは、周りの目を気にしすぎて
自分にとってどうでもいい人にエネルギーを使ってきたように思います。
自分の大切なエネルギーを使う相手なんて自分の家族や大切な友だちだけで十分なのだと思いました。
どうでもいい人から好かれようとしていた自分を愛おしく思いますが、
もうそんな人にエネルギーを使う必要はないのです。
今までの自分、よくやったね。

 

健康ってすばらしいこということ

健康って最高です!!
私は毎日気持ち悪さや頭痛、腹痛があります。
最近では、漢方薬の効果もあってか、喉のつまりが治ってきました(涙)
そのおかげで、重い気持ちが少しずつ晴れて行っています。
また、腹痛にはカイロを貼って対応することで、
緩和されているように思います。
一個一個症状が治まることで、幸せを感じることができます。
これ、普通に過ごせるようになったらどんだけ幸せやねん!!と
今から楽しみです。

まあ、生きているだけで最高にハッピーなんですけどね(笑)
気になるところがなく、スカッと過ごせる日が来ることが今の楽しみです♪

 

今では、適応障害になったことは最悪や、苦しい、
もっと早く病院に行っていれば…。悔やむこともありましたが、
これは、私の運命だったのだと思います。
長い人生の「適応障害坂」を乗り越える途中。
乗り越えた先にはどんな楽しい、新しい世界が待っているのだろうか。
すべては、うまくいっている。きっと大丈夫。
自分を信じて、症状が緩和されていくのを楽しみにしています。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
また読んでくださると嬉しいです。♪
では、また。

 

 

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